陶氏診療院

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ゲルソン療法の賛否両論
カテゴリー 生活の知恵
現代社会のがん患者、若年化と多様化の傾向で、人々の健康を脅かす、社会に問題になってきました。

現患者の中、果物と野菜で作ったジュースを大量に呑む、食事療法として、ゲルソン療法が有名でしょう。

しかし、その療法が誰でもいいとはまったく保証がないのです。中国医学の観点から見ると、まず食養療法と治療が同じで、陰と陽の診断を先に判断しなければらならいです。

食べ物の「熱・温・冷・寒」の分類により、身体の状態に影響します。ゲルソン療法は西洋人の陽性身体には合うかもしれないけど、東洋人の体質に必ずあうかは疑問です。

臨床で、「多数の被害者を生み出している現状は、決して看過できるものではない」と日本統合医療学会会報No.11(IMJニュース)に寄稿した「統合医療の基本と『食』の重要性」(がん研有明病院漢方サポート科部長、星野惠津夫)は警告を訴えました。

がん治療と予防、まず戦略を立て、その後治療方法などの戦術を付いていけば、期待できる結果が表れます。西洋医学の対症療法と同様に、自分の体質を無視して、「効く」療法であんいに取り入れると、後でフォーローできなくなる事も念頭に置いたほうがいいでしょう。
2013-08-06