陶氏診療院

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クスリ(薬)とリスク(危険性)
カテゴリー 生活の知恵
クスリ、右から読むとくすり(薬)、左から読みとリスク(危険性)。

8/12、玄米酵素会社から、代理店・特約店の皆様に送信していたメルマガがクスリとリスクの話があり、とても参考になり、紹介します。

玄米酵素のメルマガ:

札幌医科大学・當瀬規嗣教授の講演『くすりとはなーに』から

くすりと食物の違い。くすりは体を作る材料ではなくエネルギー源にならない。一方、食物は体を作る材料であり、エネルギー源になるもの。

「医食同源」とは、きちんとした食事がくすりに勝ることを言う。体の各症状は体の防御反応である。くすりは主として症状を抑えるものである。病気を治すのは自分。しかし症状がひどいと体力を失うので治癒力が低下する。くすりは安静と栄養補給などと合わせると有効。

くすりは毒と同じ。くすりは毒から生まれたとも言える。毒をもって毒を制するもの。トリカブトは強心作用、鎮静作用があるが毒である。くすりの大半は劇薬。劇薬と毒薬程度の差でしかないと思うべき。

くすりを多く飲み過ぎると、
1.副作用の出現率が高まる。
2.毒性が強くなる。
3.自然治癒力を弱める。

次に講義メモから、
1.効能の反対に出るのが副作用。
2.害、即ち副作用の出ないくすりは無く、そもそもくすりは毒である。
3.くすりは最大飲むと死に至る場合あり。
4.くすりは原則、害があると知っておくこと。

などなど、興味深い内容でした。

多くのくすりは人体にとって異物です。アメリカの医師たちのドクターズルール425の中に、可能なら全てのくすりを中止せよとあります。老人のほとんどは、服用しているくすりを中止すると、体調が良くなると、免疫学の大家、奥村康先生の著書「健康常識はウソだらけ」にも載っています。くすりの本質を理解した上で、くすりと付き合う必要がありそうです。
2013-08-12