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「オレ(経営者)が倒れたらどうなる?~会社は?家庭は~」
カテゴリー 日本
北海道同友会経営・厚生労働委員会の厚生課題グループ担当例会、8月27日、「オレ(経営者)が倒れたらどうなる?~会社は?家庭は~」のテーマで、委員の(株)A.I.P札幌支店の藤田学氏を講師として、普段忘れがちな「リスクマネジメント」を教えて下さいました。

雇用保険、労災保険などは、経営者には保障がないです。企業年金や共済制度の中、中退金と特退共も経営者の保障がないです。財形制度も経営者の公的保障がないです。一生懸命会社を経営し、従業員の保険をかけ、保障するつもりで、自分の事、保障されていない大きな落とし穴が知らないといけないです。

例会の内容は経営者1.亡くなった場合;2.助かった場合;3.存命だけど働けない場合に分けて、説明しました。

亡くなった場合、保険加入あるとない、相続税の問題があります。

助かった場合、経営・厚生労働委員会委員長の宇佐美隆社長を自分の心筋梗塞の事例で、説明していただき、万全な体制で助かったよかったです。

一番困るのは存命だけど働けない場合です。慢性病気や障害状態、さらに精神疾患、要介護など、十分の社会保障ができていない今、自分でどう守るかは、大きな課題になり、「リスクマネジメント」意識が高まる、いい勉強会でした。

最後に、藤田講師がリスクマネジメントは保険だけじゃないと話し、「事業承継・後継者育成;経営指針・理念の伝達・共有;相続対策;ご家族への配慮;専門家とのパイプ」などを示唆し、健全な経営者を目指すための一つの側面を語りました。
2013-08-29