▼日本バックナンバー

2025-07-07
サクランボ狩りの季節
2025-06-30
第60回 中国人殉難者 全道慰霊祭
2025-06-27
10町内会役員会
2025-06-25
史跡めぐりバスツアー「アイヌの足跡をたどる」
2025-06-24
北海道米山学友会総会
2025-06-23
ポジティブで効果的な関わり方
2025-06-20
地震と備え
2025-06-19
銀行の振込手数料に驚き
2025-06-10
FFCテクノロジーによる土づくり ― 土と泥水の触感
2025-06-05
第37回 全国販売店研修会
2025-06-04
2024年度フィランソ大賞表彰式
2025-06-03
丸山敏雄とその時代
2025-05-28
人体への異なるアプローチ~西洋医学と東洋医学の対話~
2025-05-06
NHKスペシャル「未完のバトン」第2回『秩序なき世界 日本外交への“遺言”』を見て
2025-05-05
北海道中国会と北海道中国工商会共催「北海道日中友好お花見大会兼留学生支援活動」

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「学びに定年はない」
カテゴリー 日本
5月19日、札幌市倫理法人会第1526回経営者モーニングセミナーは、講師にかわにしの丘しずお農場株式会社代表取締役今井裕氏をお迎えして、テーマ「学びに定年はない」にてご講話いただきました。
北海道の北、士別で元気な羊(サフォーク568頭)を育て、美味しい野菜(世界一生産量のビートなど)をつくっています。かわにしの丘しずお農場は、美しいかわにしの丘の一角を占める267ヘクタールの農場で、広い牧草地では羊を育て、特別栽培でさまざまな野菜、ハーブも作っています。第一次産業(農業)、第二次産業(製造業)、第三次産業(流通・サービス)から第六次産業へ発展して、「農業は仕事をつくり、人をつくり、地域をつくり」の成功者として、テレビから地方講演まで、全国的に引っ張りタコのような今井講師は成功の講話ではなく、自分の過去、二回自殺未遂の話をしました。
28歳札幌でコンピューターソフト会社を一人で起業し、社員50人まで順風満帆して、調子に乗って楽に儲けると思った時、不動産に手が出ました。見事にバブルに当たり、失敗して数億の借金を返済しようと思い、生命保険をかけ、車の事故で三倍出ると聞いたら、国道で140㎞/hrのスピードで急カーブをして、電信橋に思いきりつっこんでいました。奇跡的に助席に座った奥さんと二人で飛ばされ、救助されました。自分は意識が戻った後、現場検証時、焼け壊れた車も確認しました。入院中に倒産手続きして、一か月後、妻も車いすに乗れる時、外泊を先生から許可がでて、定山渓の自分の不動産物件へ二回目の自殺に行きました。しかし、最終段階で、奥さんが「一緒に死にたくない」の一言で、目が覚め て、奥さんを大事にする、幸せにすると決心して、北海道から離れ、東京で再スタートしました。妻の介護しながら、新聞配達や車の運転手の職を、一年間必死で682万円もお金がためました。海外移住つもりで、必死で英語も習得しました。TOEIC(トーイック)700点も取りました。しかし、海外移住出発前、妻のお母さんがパーキンソン病で手術が必要、奥さんはお母さんの看病のため、移住ができなくなりました。
妻のお母さんの看病9年二ヶ月、お母さんを看取った後、北海道地元の妻のお父さんが建築会社の手伝う必要で、最も義理の父と仲が悪いのに、奥さんのため、地元に戻りました。「父の信用と自分の努力で」、今のかわにしの丘しずお農場を成功させました。
今は農場にベトナム農業研修生が六人います。初めて研修生が給料を貰った時、銀行に祖国へ送金するため、今井講師は案内しました。研修生の皆さんは9万円手取り金のうち7万円を送金しました。「お正月に新しい服を母に頼んでもいつもダメでした。今年は私が妹に買ってあげることができます。」(ゴック22歳)。おしんの時代の日本人の姿を見ているようだったことを紹介され、感動しました。
62歳から気付き、現在65歳の今井講師は「仏心」の大事さを理解し、顧客より家族とスタッフの幸せを先に考え、自己開示できるようになりました。子供がいないから、事業承継はこれからの課題で、心が幸せになる企業を目指しています。
今日の参加者は49名45社、自単会は31名29社、うち女性12名でした。
北海道の北、士別で元気な羊(サフォーク568頭)を育て、美味しい野菜(世界一生産量のビートなど)をつくっています。かわにしの丘しずお農場は、美しいかわにしの丘の一角を占める267ヘクタールの農場で、広い牧草地では羊を育て、特別栽培でさまざまな野菜、ハーブも作っています。第一次産業(農業)、第二次産業(製造業)、第三次産業(流通・サービス)から第六次産業へ発展して、「農業は仕事をつくり、人をつくり、地域をつくり」の成功者として、テレビから地方講演まで、全国的に引っ張りタコのような今井講師は成功の講話ではなく、自分の過去、二回自殺未遂の話をしました。
28歳札幌でコンピューターソフト会社を一人で起業し、社員50人まで順風満帆して、調子に乗って楽に儲けると思った時、不動産に手が出ました。見事にバブルに当たり、失敗して数億の借金を返済しようと思い、生命保険をかけ、車の事故で三倍出ると聞いたら、国道で140㎞/hrのスピードで急カーブをして、電信橋に思いきりつっこんでいました。奇跡的に助席に座った奥さんと二人で飛ばされ、救助されました。自分は意識が戻った後、現場検証時、焼け壊れた車も確認しました。入院中に倒産手続きして、一か月後、妻も車いすに乗れる時、外泊を先生から許可がでて、定山渓の自分の不動産物件へ二回目の自殺に行きました。しかし、最終段階で、奥さんが「一緒に死にたくない」の一言で、目が覚め て、奥さんを大事にする、幸せにすると決心して、北海道から離れ、東京で再スタートしました。妻の介護しながら、新聞配達や車の運転手の職を、一年間必死で682万円もお金がためました。海外移住つもりで、必死で英語も習得しました。TOEIC(トーイック)700点も取りました。しかし、海外移住出発前、妻のお母さんがパーキンソン病で手術が必要、奥さんはお母さんの看病のため、移住ができなくなりました。
妻のお母さんの看病9年二ヶ月、お母さんを看取った後、北海道地元の妻のお父さんが建築会社の手伝う必要で、最も義理の父と仲が悪いのに、奥さんのため、地元に戻りました。「父の信用と自分の努力で」、今のかわにしの丘しずお農場を成功させました。
今は農場にベトナム農業研修生が六人います。初めて研修生が給料を貰った時、銀行に祖国へ送金するため、今井講師は案内しました。研修生の皆さんは9万円手取り金のうち7万円を送金しました。「お正月に新しい服を母に頼んでもいつもダメでした。今年は私が妹に買ってあげることができます。」(ゴック22歳)。おしんの時代の日本人の姿を見ているようだったことを紹介され、感動しました。
62歳から気付き、現在65歳の今井講師は「仏心」の大事さを理解し、顧客より家族とスタッフの幸せを先に考え、自己開示できるようになりました。子供がいないから、事業承継はこれからの課題で、心が幸せになる企業を目指しています。
今日の参加者は49名45社、自単会は31名29社、うち女性12名でした。


2016-05-20