陶氏診療院

アクセスカウンター


▼日本バックナンバー
過去ブログはこちらから
「糖質制限の伝道師」桐山秀樹さん62歳死去について
カテゴリー 日本
『「糖質制限ダイエット」に関する著作や「おやじダイエット部」の活動で知られるノンフィクション作家の桐山秀樹さんが2月6日、都内のホテルで急死していたことが15日、分かった。62歳。』のニュースを見て、やはり心配ごとができました。残念なことで、死因の「心不全・急性心筋梗塞」を見て、いろいろなことを考えました。

医学専門家ではない桐山さんは、2010年糖尿病と診断され、糖代謝の病気で、糖の主な原料炭水化物を制限して、「糖質制限食」を実践し20キロ超におよぶ減量ができて、血糖が正常になり、糖尿病を「克服」と称し、「糖質制限の伝道師」になりました。

医学の視点から見ると、生活習慣病の糖尿病は、生活習慣を直して、血糖が正常になることが、糖尿病を完治と言えます。しかし、「糖質制限食」で、動物たんぱく質を偏り摂取の食事は、別の生活習慣病をつくる(動脈硬化・心筋梗塞・腎不全など)ことになり、糖摂取を制限により、一時血糖が正常になっても、糖尿病を乗り越えるのは、ひねくりな解釈で、健康に戻ると誤解して、人にだましやすいです。

人間の正常代謝を正しく理解して、人類必要な栄養素をバランスよく取り入れて、過剰な加工、人工添加物、過剰な料理を避けて、自然な食材を普通に摂取すれば、生活習慣を正すことで、健康も簡単に戻るでしょう。

「糖質制限食」している方も、医学の素人の発想のやり方を、一度結果を見て、慎重に行動した方がいいでしょう。「糖質制限食」は健康に害することは間違いないです。正常な糖質の摂取は、健康の基本でしょう。正しい糖質は玄米や未加工の食材から摂取すれば、糖尿病の心配は無用です。楽しい正しい食事を摂りましょう。
2016-03-08