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「中国・北海道経済交流会議 特別セミナー」
カテゴリー 日本
公益社団法人北海道国際交流・協力総合センター(HIECC)、北海学園北東アジア研究交流センター(HINAS)、中国社会科学院世界経済・政治研究所(IWEP)(シンクタンク)主催 の「中国・北海道経済交流会議 特別セミナー」開催のご案内“中国の新たな発展戦略~「一帯一路」(※1)と「アジアインフラ投資銀行(AIIB)(※2)」”は2月1日北海学園国際会議場で開催しました。

HINASセンター長・学校法人北海学園理事長森本正夫氏は開会挨拶し 、中華人民共和国駐札幌総領事孫振勇氏は来賓挨拶後、中国・ 北海道経済交流会議のパートナーである中国社会科学院世界経済・政治研究所の張宇燕(チョウ・ ウエン)所長と研究員がその背景、意義、今後の展開などについて講演しました。張宇燕所長は「中国の新たな発展戦略『一帯一路』の意義、推進、挑戦」の基調講演をしました。宋泓所長助理は「一帯一路戦略と中国の対外貿易」の講演、黄 薇 IWEP グロ-バルガバナンス研究室主任は「一帯一路戦略とインフラ投資」の講演、 高 海紅 IWEP 国際金融研究室研究員 は「アジアインフラ投資銀行(AIIB)の現状と挑戦」 を講演しました。西川博史北海商科大学教授コーディネーターした質疑応答は来場者の質問に答えながら、張宇燕所長などの補足で、なんとなくみなさんの不安や心配なことを解釈しました。

西川教授も先進国の代表として、中国これからの経済発展、特に東南アジア、アフリカの開発には心配で、少しほっといてほしいの本音も話しました。
講演の中、中国の「互連互通」、「互嬴互利」を強調し、会場は一方的な発想はいかがなものかの質問もあり、双方の理解には時間がかかると事実が必要に感じました。

北海道中国会は運営委員長陶恵栄、事務局長山下泰生氏、活動顧問福田昭夫氏、法人会員財界さっぽろ記者細田則光氏が参加しました。

※1 「一帯一路」:中国が提唱する経済・外交圏構想。中国西部-中央アジア-欧州を結ぶ「シルクロード経済帯」(一
帯)と、中国沿岸部-東南アジア-インド-アフリカ-中東-欧州を結ぶ「21 世紀海上シルクロード」 (一路)からなる。

※2 「アジアインフラ投資銀行」 :中国が提唱し、主導する形で設立を目指しているアジア向けの国際開発金融機関。
2016-02-03