陶氏診療院

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「まるごと!ひだのかな代」
カテゴリー 日本
12月3日札幌市倫理法人会第1504回経営者モーニングセミナーは、講師に絵本作家ひだのかな代氏をお迎えして、テーマ「まるごと!ひだのかな代」にてご講話いただきました。

日本のイラストレーター、絵本作家ひだの講師は、宮城県仙台市に生まれ、10歳から北海道札幌市で育ちました。絵描きが好きだけど、中学校時、美術の先生に「あなたの絵は大したことない」と言われ、絵を描く仕事する考えをやめました。

札幌大谷短期大学保育科、講談社フェーマススクールズクリエーティブアートコース卒業し、40歳イラストレーターデビューまで、服の販売、病院の受付、役所のバイト、花屋さん務めなど、いろいろな仕事をしました。40歳時、どうしても心の中に、絵を描く仕事をしたい気持ちを抑えられない時、ご主人と話したら、「味噌をなめても、応援する」と心強い言葉をいただき、ある中華料理の店で、占いお姉さんから、カードを引いて「心の中でしたいと思うことをしたら、成功します。」と後押しされて、一週間後、五年勤めた花屋さんをやめ、絵を描くことに専念しました。運が良く、道新スポーツ「花新聞ほっかいどう」創刊時の編集長と出会い、花のコーナーのイラストレーターになりました。

44歳になる前、自分は花を咲かせたい思いで、 第8回新風舎絵本コンテスト大賞受賞受賞作「ねこがさかなをすきになったわけ」出版し、大ヒットしました。韓国語版も出版しました。次の作「りんごりんごろりんごろりん」(2006年、新風舎)も韓国版が出ました。その後、「にこにこぎゅっ」(2009年、中西出版)「にこにこぎゅっおとうさんのて」(2010年、中西出版)などどんどん発表して、毎年授賞するほど、人気絵本作家になりました。

講話の中、8年前自分の子宮頸がんの闘病生活を語りました。入院中に、早寝と硬いベットの理由で、朝が早く目が覚めました。退屈で、朝日を拝むように、毎日朝日を見るようになりました。そのうち、6人部屋同室の病友も一人一人参加することになりました。自然に「太陽を拝む会」を発足し、「教相」のような気分で、皆さんに朝日出る前、一日一つ願いことをすると、朝日を見たら、願いことを叶うと話して、その後、「今日の抗がん剤点滴は痛くないように」と祈ったら、「本当に痛くない」など報告が来ました。最後に参加しない同室のお婆さんを説得して、参加するように声をかけるようになりました。一週間、二週間が経ち、やっと「座っても朝日を拝むでいいですか」となり、最後にお婆さんが歩くように回復しました。のち、自分のその明るさで、大変な手術と治療を乗り越え、今の元気に戻りました。

ひだの講師は普段講演、テレビ・ラジオ出演(2009年10月~現在 AIR-G’日曜朝8:30にこにこぎゅ)他、 (株)野口観光「ごきらく亭」新聞広告イラスト制作など忙しい毎日を送っていました。今年8月出版した絵本にこにこZOO「トリとか・オビとタネ」を子供から大人まで楽しむ絵本と鳥の図鑑を入れて、応援を呼びかけました。この絵本が人気になれば、次のはちゅう類やほかの動物の絵本図鑑をたくさん書いて、世の中に貢献したいと語りました。

今日の参加者は39名37社、うち女性11名でした。
2015-12-03