陶氏診療院

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『食と農による地域づくり~道内連携の大切さ』
カテゴリー 日本
第一回札幌市長秋元克広氏のさっぽろ未来セミナーの講演部分は、元STVアナウンサーで現在、慶応大大学院SDM研究科特任教授、北大大学院農学研究科客員教授の林美香子氏が『食と農による地域づくり~道内連携の大切さ』と題して講演をいただきました。

食と農の要素は、さっぽろの未来に重要な役割を感じました。

林氏は、市長政策室の道内連携ラウンドテーブル委員を務めており、そのこともあって今回のセミナーで講演することになったと本人は紹介しました。

林氏は道内の『農都共生』による地域活性事例や食をテーマにしたミラノ万博を訪れてイタリア各地を視察した報告を写真で説明しながら行いました。「食と農は文化や音楽など他分野との連携でもっと魅力が増す。この視点はとても重要」と語り、北海道の食の自給率は高いけど、北海道道民の食材は自給率は低いです。もっと地産地消の意識を高める必要性を『農都共生』による地域活性のキーワードです。

最後に、林氏はイタリア各地の食と農と文化の視察で、感じているのはイタリア人の時間の消費に対して、とても上手ということ、北海道地域の宝を見つめ直す、地域を愛する地域づくりを呼びかけました。一人勝の時代から、連携で皆さんに良くなることは時代の流れでしょう。ロースタイルは本当の幸せになる道かもしれないです。
2015-11-02