陶氏診療院

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最先端医療の現場から「健康寿命の延伸」を学ぶ
カテゴリー 日本
9月11日、同友会札幌支部経営厚生労働委員会主催の最先端医療の現場から「健康寿命の延伸」を学ぶ、札幌禎心会病院施設見学会で、放射線治療センターのセンター長晴山雅人先生から、「~切らずに治す!がん陽子線治療」の講演を聞き、のち、北海道二か所目の陽子線治療室を見学しました。

現代科学技術の進化により、放射線照射により、細胞内遺伝子の鎖を切断して、細胞分裂ができなくなり、過去の電磁波(X線とr線)の人体組織の損傷が大きい、今度、粒子線中の重粒子:陽子を加速して、透過力を大きくして、電離放射線になります。陽子線は腫瘍の患部にブラックピークを利用して、腫瘍患部後ろの組織に、放射線がいかないから、治療の副作用を抑えることになりました。

しかし、先進医療対応しても、個人負担金は290万円の技術料は、保険入っていない方は、全部自払になります。先進医療保険をかけた人には、290万円の自己負担はなくなりました。晴山先生は成功例を見せながら、利用することを啓蒙活動として、とても参考になりました。

治療室は患者がいないから、皆さんが二班に分けて、見学しました。機械の裏にも見せていただき、北大の陽子線センターと違い、広い場所範囲がないため、機械の縦に置くようになり、世界でも例のない縦形の施設になりました。

陽子線療法の良さがわかるけど、機械のメンテナンスは毎年二億円かかり、医療経営にも大変な治療方法でした。
2019-09-15