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大転換の時代ーつねに活路ありー
カテゴリー 日本
2月23日、札幌市倫理法人会平成30年度倫理経営講演会のテーマは「大転換の時代ーつねに活路ありー」でありました。

大転換の時代とは、倫理法人会理事長丸山敏秋氏が数年前から言い続けた「人類文明の大転換」です。「大転換する人類の文明とは、十八世紀の中頃にヨーロッパで生まれ、世界中に伝播していった、いわゆる『近代文明』を指しています。驚異的な生産力を誇るこの文明を基盤に据えた先進諸国は、飢餓や貧困の苦しみから解放されました。食べ物は乏しいと言う不安と苦痛は筆舌に尽くしがたいことを思えば、この文明の威力は絶大です。

しかしながら他方、近代文明は地球の資源を収奪し、自然環境の深刻な汚染と破壊を招きました。あるいは自己中心のエゴイズムをかき立てる個人主義を蔓延させ、コントロールが困難な金融資本主義を生み出しました。そして科学技術の驚異的な発展が、ひとつ間違えば人類滅亡の危機を招きかねない不安を増大させました。」「ともに生きる」丸山敏秋著より

地球人である人々は、地球のことを考えながら、子孫に何かを残すことを行動しないといけないから、自らの生活行動を反省する必要があると藤崎正剛講師は語りました。自分自身を磨き、守り、子孫に誇れる地球を残しましょう。
2018-03-04