陶氏診療院

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「ていねいに生きる」
カテゴリー 日本
12月21日札幌倫理法人会第1604回経営者モーニングセミナーは、講師に北海道倫理法人会道内法人レクチャラー、ジブラルタ生命保険株式会社札幌東支社営業課長荒木美紀氏をお迎えして、テーマ「ていねいに生きる」にてご講話いただきました。

北海道伊達市生まれ、三人姉妹の長女でした。7歳時、父が胃潰瘍で亡くなった。札幌の母の実家に移り、35歳の母と姉妹の母子家庭で育ちました。小学校卒業式に、男性の担任の先生から、「これから何をする?」の質問に対して、「勉強する」と答えに、「違うよ、親孝行だよ」と直され、涙で覚えた「親孝行」の言葉でした。 母子家庭で、いい子を演じて、なんでも母に相談しないで、高校卒業後結婚、二人子供を持ち、のち夫婦共に働き、商社にバイトから正社員になりました。まさかのリーマンショックで、札幌支店閉鎖になり、27年間のOL生活が終わりました。ピンチはチャンス、自由の時間を得たところ、友人の紹介で生命保険営業が始まり、9年目になりました。

順調そうな生活に新たな苦難が来ました。母の介護を任せた一番下の妹が疲れ切って、うつ状態になりました。倫理の仲間に相談したら、子供時母親の愛を独り占めになっていない?と言われ、その通りでした。次女が青森県で看護師、三女が母と同居 次女とも母のことで意見が食い違い喧嘩ばかりでした。母は認知障害症状が出始めました。苦難の前、倫理の勉強で、母や妹たちの感謝が足りない自分を反省したところ、なんと母も妹も態度が変わり、姉妹喧嘩から謝りになりました。私が長女として母のことを背負おうとこころに決めた途端、次女からは「私たち姉妹が喧嘩をすることは母が悲しむこと、姉妹仲良くしよう」と連絡がきました。母の寿命のことを考えると、妹も最後まで介護をすると言いました。認知症始まる母の質問にも、「そうだね」、「はい」と言う言葉に変わりました。 受け取り力、感謝力の実践により、これからどんな時も「明朗」であること;「全体像」をみる;「凡事徹底」と「純情(すなお)」で人生を 「ていねいに生きる」事を心から決めました。人生の最大のピンチに倫理の仲間がいる、仲間を信じるから乗り越えられました。50代に入ってから、親孝行ができるようになり始めました。講話の最後に母からの葉書を読んで、母からの感謝と愛をいただいた言葉に感動しました。 今日の参加者43人43社でした。
2017-12-23