陶氏診療院

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「無形のものとの出逢い」
カテゴリー 日本
11月9日第1599回経営者モーニングセミナーは、講師にことだまのくに紫苑語り会主宰山下智子氏をお迎えして、テーマ「無形のものとの出逢い」にてご講話いただきました。

京都出身の講師は、子供時バレーをして、17歳時足の故障でやめました。気持ちがドン底なった時、18歳時、東京のオーディションに合格して、芝居の世界に飛び込んで、仲代達矢主宰無名塾に入塾、表現の基礎を学ぶ、三島由紀夫近代能楽集「道成寺」「熊野(ゆや)」はじめ舞台、TVにて活動し、過労でやめました。のちチュニジア国へ民族踊りを学ぶ芸術学校に留学し、舞台の踊り時の重心を大切事を学びました。帰国後創作ダンスを始め、自分を元に戻したいので、探しているうちに、声の表現中心に活動を定着しました。

国文学者故中井和子氏に師事、「京ことば源氏物語」の女房語りを通し失われゆく美しい京ことば、やまとの心を後世に伝えるべく東京、京都、神戸での五十四貼連続公演を始め、蘆山寺、石山寺、渉成園(東本願寺)、円覚寺、各地の劇場、美術厳、サロンで語り会を開きました。海外にも講演する日本の文化を紹介して、NHKラジオドラマに6年間のレギュラー出演し、古典の日推進委員会語り部派遣事業教師になり、2011年京都国民文化祭特命大使も任命されました。

自分に合う表見の方法を見つけ、形からも抜き、神の前に踊るつもりで、顧客にも神に見えるほど、「お客様は神様」の意味を共感できました。講話の後半、

「京ことば源氏物語」の一部を語り、魅力的な京ことばが人々の心を引きつけ、愉快な朝勉強会でした。

今日の参加者44名44社、うち女性14名でした。
2017-11-12