陶氏診療院

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お母さんの気持ちと娘の反応(鬱)
カテゴリー 講演会
9月27日、五時過ぎた時、患者さんの電話がありました。娘の施療をしたいです。用事があって、私は外出中でした。家帰ったら、8時半でした。メールで伝えたら、これから来るとの返信でした。

夜9時過ぎ、お母さんが30代の娘を連れてきました。食欲不振で、鬱ぽくなりました。歩くの遅い、話もあまり出ないです。早速施療が始まりました。

娘は17歳時に診療院の初診があり、施療の痛みも覚えていると思います。20代時にも一度通ったことがあり、心の準備はできていると思います。しかし、今年春、病院で勤めた時に、ワクチンを強制的に注射され、病院の仕事を辞めました。今はまつ毛エクステの仕事が始まったばかり、人間関係で悩んでいました。先月末から、食欲なくて、体調が崩れました。

今回はお母さんの強い勧めで、連れてきました。しかし、身体は酷使された結果、施療時に「痛すぎる」と何度も言い、涙も出ました。短時間で辛抱をしたら、笑顔が戻り、話数も増え、最近は彼氏もでき、向こうのお母さんと「さっぽろオータムフェスト2022」に出かけ、話も楽しい、結婚前提に順調に付き合っていました。

診療院とは学生時からの付き合いの関係で、施療後、気軽に話をして、気分が改善され、私が作ったカボチャの煮込みの話に乗り、食べたいことで、食欲が生まれました。「カボチャの煮込み」のお土産までたっぷりあげました。17歳施療に来た子は、30歳にもなり、一人子供の成長を見ているような気分で、元気に戻る姿を見て、嬉しくなりました。

お母さんは20年前から、両親の病気を治療するため、俱知安から札幌に連れて来て、施療を受けました。それから、家族全員が診療院に通い、皆さん健康サポートになりました。両親は80歳を超えても、現役で餅屋さんを経営しています。お母さんの直感で、娘の体調管理は診療院の方にいいと思って、夜遅い時間でも、いち早く娘を救いました。娘のお爺さんとお婆さんの元気を見て、家から出たくないけど、診療院ならと、重い足が動きました。それは子供時から植えた信頼関係でしょう。
2022-09-29