陶氏診療院

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立場と影響力
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健康の話題は必要だけど、しかし、いつもするものではないです。誰でも健康は一番と分かるけど、しかし、日常生活には、必ずその健康原則を守り切るではないです。

医者の不養生のような話さえあります。普通の人なら、なおさら健康問題に落ちるでしょう。

健康の話も、立場により影響します。最近、中国の友人の両親が診療に来ました。お父さんが健康オタクです。毎日必ず一万歩以上歩きます。しかし、診療院に来た時、内臓脂肪は18レベルで、危険な水準になっていました。健康意識があると言って、ポイントがずれたみたいです。家族が分かるけど、本人は食べすぎでした。昼満腹食べたけど、すぐ夜食べ物は何と聞いて、「人は食べないとダメになる」の持論で、毎日十二分食べました。奥さんも、息子も誰の助言も受け入れないです。

今回日本に来て、息子が陶氏診療院の指導で、10キロ減量して、お腹が凹みました。それを見て、お父さんの心が動きました。息子の案内で、診療に来ました。身体をチェックして、今のままの身体の危険性を説明して、健康ダイエットを話したら、素直に晩御飯をやめて、早寝することになりました。今は毎週一回で診療を受けて、来る度、奥さんと息子さんが同じことを言いました。なぜ同じ言葉で、「陶先生が言ったら聞くけど、我々数十年行っても聞かない」と言いました。

その結果は立場の問題です。一家の柱はお父さん、そして、お母さんが言っても、息子から言っても、お父さんから見ると、「聞かなくてもいい」レベルでした。しかし、診療院に来た時、自分は患者で、こちらが先生です。そして、先生の話は、奥さんと息子さんの話が同じでも、意味と影響力は違うです。

実は、私の母の糖尿病を三か月で正常させ、一年後も正常を維持することができたことは、立場の転換でした。以前、母が脳梗塞で倒れる前、母として、教師(母教員する小学校で私が通っている)として、いくら健康診断を見て、私の助言や指摘が無視されました。四年前、脳梗塞倒れた時、母と教師の立場から、患者になり、その時、私も息子と生徒から、医者の立場に昇格して、同じ話をしても、力と影響力が違います。その時の指導は、とても効きました。

86歳の来日時の身元保証人も同じことを行いました。身長164cm、98キロ超え、どう見ても肥満で危険です。しかし、私の日本のお父さんの立場で、健康の助言はあまり聞かないです。86歳時、肥満により、糖尿病、痛風、高血圧、心臓病、心機能障害で透析と言われ、やっと診療院に診察に来ました。その時、お父さんの立場から、患者の立場に転換して、私の指導を聞くようになり、二年で20キロ減量して、元気になりました。

立場と影響力のことを考えると、時期になっていない時、あせらないで、タイミングを待つのも必要です。

10月22日、兵庫県明石市の講演会で、その話題で盛り上がりました。
2017-11-02