陶氏診療院

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中国から来た患者さん夫婦
カテゴリー 陶氏療法
今日は中国の青島から、陶氏療法を受けるため、中年夫婦が来ました。

今年年明け、中国の医科大学の後輩の紹介で、今回施療に来る夫婦の指導が始まりました。ご主人は去年10月、肝硬変と肝細胞癌のため、肝臓移植を受けました。手術は成功しました。その後の移植後の免疫抑制療法は、身体が大変苦労しました。西洋医学の限界を感じ、中国医学を求めて、日本札幌市にての陶氏診療院に来ました。

中国は今、すべての領域で、すざましいスピードで発展しました。いろいろな分野で、世界一になり、アメリカより超えた分野も増えました。西洋医学でも同じ状況です。新薬や新療法も日本より進んでいます。日本ではまだ聞いたばかりの薬も、中国では普通に使用しています。患者から言われた薬の名前は、調べないと分からないです。

しかし、その環境でも、本番の中国医学治療を求めて、わざわざ中国から札幌に来て、中国医療を受けるほど、考え深いでしょう。

中国の速いスピードの発展、西洋文明の一環として、環境犠牲型でしょう。身体も同じ、一部分犠牲しながら、治療を進んでいました。しかし患者から見ると、一時の犠牲が理解できるけど、未来を犠牲することは避けたいです。そのため、西洋医学の肝臓移植を受けても、その後の治療は西洋医学一辺倒ではないことに、とても感銘しました。

中国の熟語は「酒香不怕巷子深」(良い酒は奥まった路地で売っていてもいい香りがするので広告を出さなくても自然とお客さんが来る)、地道に診療を積み重ね、必要とする人を表すでしょう。まず、来ていただいた夫婦に感謝の意を表します。
2018-03-30