陶氏診療院

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中国の老人社会対策「9073」
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90%の老人は自宅で療養生活、7%の老人は地域で療養生活、3%の老人は施設で療養生活の目標は、中国の老人化社会の対策です。

中国上海市は老人化進んでいる都市として、平均寿命(2019年83.63歳、うち男性が81.25歳、女性が86.08歳)も中国中(平均77.3歳)で一番長いです。その結果は上海市の老人化問題に対している政策の有効性の評価でしょう。

上海市民は12大類・42項目の基本公共衛生サービスを無料で享受しており、ワクチン接種による子供の免疫獲得率は99%を上回っています。特に古いマンション団地の地域老人の健康生活ケアは、徹底的カバーして、全国の中も最高レベルになっています。その背景は上海人の教育教養レベルの高さに関係あるでしょう。

古いマンションにエレベーターを増設し、色付きの階段、手すり、団地に屋根付きの廊下を設置、移動不便一人暮らし老人の激安配膳サービス、年よりの安い食堂、AIを利用して、老人の日常生活のリズムを色として識別にし、看護や家族に予防的に繊細なサービスを提供します。必要な家庭に、「安康通」直通電話が設置します。急病時にも最短時間で救助に役に立ちます。老人の活動センターも各団地にあり、老人の身体から精神まで、社会サービスが実施しています。
私の両親は、86歳と83歳、今は元気だから、団地や地域のサービスはいらないけど、いずれも必要時には安心です。

自宅や子供と一緒に生活するのは、老人化問題を解決するの最善方法と思います。三世帯、四世帯の共同生活には、老人だけ有利ではなく、一緒に生活する子供も、小さい時に老人の恩恵を受け、今後老人への世話にも自然になるでしょう。仕事が忙しい中間層も、自分の子供は親たちが面倒を見ているから、安心仕事や社会活動もでき、社会安定にもいいです。年寄りの経験と才能は、家庭中でまず伝承出来、家庭から国の文化や歴史にもつながるでしょう。

中国では「養児防老」(老後の面倒を子どもに見てもらう)の言葉があります。それは自然の法則にも理にかなっています。年寄りは施設に送るのことは、3%以内のする考えは理想でしょう。核家庭の小さいすることは、その伝統を破壊して、新の社会問題を作り出すことになるでしょう。
2020-12-08