陶氏診療院

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米の知らない話
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診療中、動物用米を商売するお客さんと話して、同じコメでも、食料用米、畜産用米、加工用米などがあります。ネットで調べたら、用途限定米穀の言葉が出ました。

用途限定米穀とは、加工用米、新規需要米、備蓄米、区分出荷米又は国並びに米穀安定供給確保支援機構が用途を限定して販売した下記の米のことをいいます。

①加工用米:清酒等の酒類、加工米飯、みそなどの調味料、上新粉などの粉類、米菓類等の原料用;②新規需要米:飼料用、米粉用(パン、麺等の従来とは異なる用途)、輸出用、バイオエタノール用等;③備蓄米:国の備蓄用の買入れに係る米穀;④区分出荷米:主食、加工用又はミニマム・アクセス米が販売されている以外の用途、米以外の原料や輸入米粉調製品の原料の代替用途等に限定;⑤国または米穀安定供給確保支援機構が用途を限定して販売した米:国が販売するミニマム・アクセス米等・・・加工用・飼料用機構が販売する現物弁済米等・・・米粉用・飼料用等(お米にまつわる法律のアレコレより)


農家さんは、飼料用米作りか、我々主食用米を作るには、種まき前から決まります。飼料用米は安いけど、補助金があり、どれをするのは農家さんの自由です。

知らない世界で、興味があるけど、いつかゆっくり話を聞きたいです。同じゆめぴりかも主食用と飼料用があります。もちろん、その作り方は違います。

米の美味しさが、タンパク(蛋白)質が少ない事で、以前の米は、タンパク質が高いから、日本人の健康を保っていました。しかし、今は、タンパク質少ない米が人気になり、健康志向ではないでしょう。不思議なことです。

西洋は麦やジャガイモなど主食を食べるところ、食事のたんぱく質が足りないから、他の食材から蛋白質を取っているらしいです。

話を聞いて、なお、コメの凄さを感じ、健康のため、全粒の米、玄米を食べるように勧めます。
2018-12-07