陶氏診療院

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インフルエンザはどこに消えましたか?
カテゴリー 生活の知恵
毎年のインフルエンザ流行は、新型コロナウイルスの感染流行により、姿が変わりました。2021年と2022年の日本厚生省の報告統計により、インフルエンザが「消える」傾向があり、医学的にどう解釈しますか?

2016年から2019年の年間インフルエンザの報告数は160万人以上でした。しかし、2020年日本に新型コロナウイルスの感染が開始してから、2020年のインフルエンザ報告数は56万人ぐらいの三分の二以上減り、2021年は1071人、2022年3月第九週までは404人、去年同期は535人、去年より下がりました。

インフルエンザはコロナウイルス。新型コロナウイルスもコロナウイルスです。同じ家族のウイルスは、流行するのはどちらかひとつです。100年前の世界で5000万人以上死者が出た、スペイン風邪は人類に記録されたインフルエンザの第一号として、今でもインフルエンザA型(H1N1亜型)として、残っています。2019年から流行が始まったCOVID19は、のち新しいインフルエンザの一つタイプとして、これからも長く付き合うことになるでしょう。幸い、今のオミクロン変異で死亡率は普通のインフルエンザ死亡率になり、恐怖感も減りつつ、普通の日常生活に戻るのも、目の前でしょう。

毎年のインフルエンザは、どこにも行ってない、目の前にいます。名前が変わっても、コロナウイルスは変わらないです。来年から、新型コロナウイルスの報告は、厚生労働省の感染症に、インフルエンザに併入するかどうかが分からないけど、今の報告を見て、インフルエンザは消え続けており、変と思いませんでしたか?
2022-06-04