陶氏診療院

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子育ての時代の差
カテゴリー 生活の知恵
昔、中国の田舎の子育ては、赤ちゃんに犬や猫のあだなを付けて、子どもの成長に合わせて、満腹させない、衣服も多く着させない、何でも余裕のある育て方で、子どものすくすく健康に成長します。

昔の田舎のお婆さんの子育ては、簡単且つ健康でした。2016年ノベール生理医学賞の大隅先生の受賞内容は人間には飢餓時に、細胞のオートファジー機能が働き、細胞の修復に繋がり、生活習慣病の予防ができます。反対に、過食することで、オートファジー機能の低下により、癌や免疫疾病、生活習慣病(糖尿病等)が発生しやすいことが分かりました。

現代の豊かな生活環境に、昔の田舎のお婆さんの子育て方法がなくなり、代わりに食べすぎ、過保護の育児方法で、現代の病気もたくさん生まれました。核家族の縮小により、お婆さんの子育方法が自然に失い、若い夫婦は子育て経験がないから、失敗ばかりです。

子供の成長環境を見ると、現代人の身体の健康レベルは進化より後退になっています。

人類本来の健康に戻るため、できれば人類の知恵、お婆さんの子育て方法を伝承するため、家族は大きくなってほしいです。私の目標は四世同堂(4代の家族が一緒の家で 暮らすこと)です。まず自分の健康を守り、両親の健康も守り、84歳の父、81歳の母から見ると、あと10年待てば、ひ孫と一緒に生活することも可能でしょう。
2018-01-06