陶氏診療院

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中国のカッサー事情
カテゴリー 中国医学
昨日、両親からテレビ電話があり、翌日(今日)が同じマンションの友人がカッサーできる方を連れてきて、両親の施療を行うので、その間、私に指導をしてほしいと言われました。

今日午後、診療中、テレビ電話がつながりました。ちょうど、診療中です。私の施療過程を見せて、後は中国の40代楊絹と言う女性が母に施療を開始しました。

楊さんは中国医学を習っていました。以前はハルピンで生活しており、今は息子が上海に勉強に来て、一緒に上海で生活しています。以前、周囲の方にカッサーをしているけど、新型コロナウイルス流行のせいで、仕事は少なくなりました。仕事を探しているのと私の指導を受けたいから、今日は来ました。

母の背中から督脈をしてもらい、督脈横の膀胱系もしてもらい、終わりと言いました。半分しかしていないから、督脈横の華佗侠脊と二本目の膀胱系を追加して、やってもらいました。楊さんのヘラの持ち方も、力の入れ方も改善余地があり、普段確かにたくさん施療経験があり、指導したら、すぐ分かるようになりました。

二年振りにカッサーを受けた母は、背中が真っ赤になりました。楊さんは心配で、強くできなくなりました。しかし、母に痛くないよと言われ、本人は驚きました。今まで一番赤いサー(痧)が出たと言いました。やはり、中国国内のカッサーのレベルはいまいちでした。

その後、足と頭もしてもらい、母がすっきりしました。私の施療より、かなり痛くなく、楽だったみたいです。
新型コロナウイルス流行のせいで、両親は札幌に来れないです。指導して、両親をやってもらい、ありがたいです。
2021-06-18