陶氏診療院

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日本の漢方治療
カテゴリー 中国医学
新型コロナウイルス感染、日本の漢方医も努力して、いい治療成績と経験を積み重ね、もう一度新型コロナウイルスに対して、漢方の効果が確認されました。

5月16日日本中医学会と吉林省中医薬学会共同主催COVID-19感染症Live交流会で、日本側加島雅之先生(熊本赤十字病院)二例の新型コロナウイルス肺炎の漢方治療経験を発表し、漢方の応用と症状改善の関連性をはっきり現しました。

一人は、50歳の女性で、陽性患者の濃厚接触者で、PCR検査は陰性ですけど、接触六日後、熱が出て、CTでウイルス肺炎と確認され、すぐ日本に漢方葛根湯(1)、小柴胡湯(9)と茯苓飲合半夏厚朴湯(116)を投与し、発熱、頭痛、腰痛、倦怠感を改善し、のち回復につながりました。

もう一人は、53歳の全身性エリテマトーデス持病持つ女性患者で、五種類の漢方を弁証しながら、体調に合わせて、一時酸素吸引したけど、最後に乗り越えて、回復に至ります。

日本の病院では、感染指定される病院へ行くと、なかなか漢方が使えない状態で、漢方医の指導が貴重な経験として、ほかの先生に参考になればいいなあと思いました。

中国国内の凄い漢方の治癒例を漢方が使用できるところに、情報を共有して、生かしてほしいです。新型コロナウイルスは今年の冬にもまた来るはずです。今から経験と予防策をしっかりすれば、怖さもなくなるでしょう。
2020-05-21