陶氏診療院

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健康の誤認識
「自分は健康だ」と思うのはほとんどの人でしょう。特に健康食品や健康事業をしている方やメーカの社長さん達は、最も自分は健康だの意識が強いです。それは悪い事ではなく、しかし、過信や誤認識なら、大変なことになります。健康食品の社長さんは、健康で長生きする人は少ないでしょう。

24年前、健康食品を勧める60歳のN男性が診療院に来ました。持っている商品を説明し、それを聞いて、会社まで確認したら、本物と思って、診療院にも取り入れていました。今は診療院の患者さんに健康サポートとしては、欠かせない存在です。その男性にも感謝の気持ちで、毎年お歳暮を贈って、感謝の気持ちは忘れていないです。

先週20年振りに診療院にNさんが来ました。ほかの健康情報を伝えて来ました。対症療法の内容で、枝葉の事だから、私は興味がないと伝えました。実は、84歳のNさんは、今年春時に、体調が思わしくなく、いつか診療院でチャックしたいと思っていました。最近DENBA技術と出会い、情報誌から、私の記事を見て、聞きに来ました。三年前から、私はDENBA技術を知り、すぐ取り入れて、両親にも送りました。DENBA技術の実感で、勉強もかねて、話で盛り上がりました。資料の横に、最近学会で発表した論文の学会誌を見て、Nさんは自分もチェックする決心をしました。

施療始まると、その痛さで、半分でもいいから、軽くしてほしいと依頼されました。20年前も施療したから、痛さは分かるはずと思って、しかし、20年以上のケアしていないから、84歳の年を配慮して、施療は最小限で行いました。施療後の波動測定表を見て、本人は「ショック」しました。20年前、自分の健康食品をチェックしながら、波動の測定器を持っていました。数字の意味も理解できます。自分の波動数字の低さに、信じられないほど、驚きました。

私から見ると、本人の健康状態に合っているから、何も違和感がしないけど、本人はそれを刺激になり、もっと元気に生きたいから、これから体質改善を決意して、翌週の施療も予約しました。

なぜ、本人はそんなに「ショック」をすることは、不思議と思います。よく考えたら、それは本人の健康に対している誤認識でしょう。Nさんは肥満になって、三年前狭心症で冠動脈バイパス術(CABG)もしました。三本のステントも入れました。現在も血圧高い、薬を飲んでいました。極普通な生活習慣病の老人で、なぜそんなに「自分は健康だ」との意識が高いことを、逆に私から考えさせます。

沢山健康の事を勉強したNさんは、頭の健康知識をいっぱいになり、その知ることは自分の健康と誤認識して、三年前の手術にしても、そんなに「ショック」をしないけど、今回の波動数字に反応したのは、昔の知識の御かげかなあ。

目が覚めたことは良かったです。健康の認識、誤認識、分かったら速実践するなら、遅いことはないでしょう。Nさんの体質改善を期待して、のち皆さんにお知らせします。
2022-11-29