陶氏診療院

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趣味と健康
80歳の女性患者さん、脳梗塞してから下肢の痺れで、施療により好きな日本舞踊も復帰でき、嬉しい毎週の施療に通っています。

ある時の話で、個人趣味を持つこと(お父さんの教え)は自分を助かりました。小さい時、四人兄弟の長女(一番目)として、ピアノを好きで、勉強したいけど、親から、下も三人の弟がいるから、家計で無理でしょうとして、断りました。踊りなら、お金がかからないから、一応しました。ピアノができない、家計の原因で、進学もできない、それで、本人はお父さんに反抗して、関係も良くないです。早く自宅から出たいです。20歳時に、結婚の事でも、父から反対され、若すぎるとの理由でした。(お父さんと長女の愛の物語?)

しかし、本人は自分の一人息子にピアノを学ばせて、音楽の才能を発揮しました。自分も看護婦の最後の就職時、音楽療法を習って、施設で実現して、患者さんの生活の質を改善しました。最も大事なのは、日本舞踊と出会い、定年後も自分の好きな踊りをでき、今回病気で倒れても、踊りの先生の縁で、中国伝統療法と出会い、身体を回復するだけではなく、好きな踊りも復帰、最近は踊る時に、漢詩と音楽の理解も深くなり、踊りも身体の表現も楽になりました。その時に、お父さんと、自分の踊りを学ぶ時に話しを思い出しました。「人は趣味を持ちなさい」の意味を変わり、趣味があるから、健康にも戻り、お父さんの感謝の気持ちが湧きました。

また別な46歳の女性患者さんは、66歳のお母さんが京都から娘の看病のため札幌に来ました。通院が便利なように、北海道大学病院附近で民宿用部屋を借り、娘の世話をしています。ある日親子が施療に来た時、施療後、元気になり、「痛い」をいい続けた娘も笑顔が戻り、二人が姉妹みたいに元気だよと褒めたところ、娘はお母さんは40歳からバドミントンをはじめ、試合も出て、とても元気だよと自慢で言いました。私も普段バドミントンのサークルに参加して、幌南バドミントンクラブで、周1-2回バドミントンをしています。その日の夜も練習があり、私の誘いと娘の押しで、そのまま、患者さんのお母さんを連れて、夜の練習に参加しました。

バドミントンをしている時に、その動きは66歳には全く見えないです。ダブルスの練習で、お母さんは全部勝ちました。本人もコロナと看病で、しばらくバドミントンをしていないです。まさか札幌の娘の看病で、バドミントンをできることを喜んで、いい汗を流しました。いい趣味があれば、健康も守れます。

健康の一つ要素は、自分の趣味を持つことでしょう。
2022-09-17