陶氏診療院

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物質の生成とエネルギーの未来
地球上の生物の、その生きるエネルギーは太陽系の太陽からいただきました。太陽のエネルギーはどこから来ましたか?

太陽の構成は原子数比でおよそ85%が水素で、太陽中心部では、水素の原子核からヘリウム原子核を作る核融合反応が起きている、太陽の原子数比はヘリウムおよそ14%になっていました。水素からヘリウムになる時に、質量が減り、大量のエネルギーを出しました。そのエネルギーは地球にも光や熱として届いていました。水素からヘリウム、大量なエネルギーを得た、ヘリウムは貴ガス元素である、燃えないため、不活性の単原子ガスとして、環境にも優しいです。

今まで、世界の物質はその水素核融合から、ヘリウム( He ) 、炭素(C)、窒素(N)、酸素(O) 、ケイ素 ( Si )、 鉄 ( Fe ) などが生成されました。最近の研究によると鉄より重い元素の約半数は、超新星爆発のときの核融合で作られました。

太陽出したエネルギーはクリーンエネルギーとして、地球未来のエネルギー獲得方法として、脱炭素の切り札になる「人工太陽」核融合炉は各国の研究も進んでいました。条件(高温高圧)の難しさも今まで実現できていないのは事実です。

最近の朗報は、中国科学院合肥物質科学研究院にある「人工太陽」の異名を持つ全超伝導トカマク型核融合エネルギー実験装置(EAST)が5月28日、1億2千万度で101秒間と1億6千万度で20秒間の再現性があるプラズマ入射実現に成功し、世界新記録を樹立しました。これにより、中国は核融合エネルギーの実用化に向けて重要な一歩を踏み出したニュースを見て、人類は無限なエネルギーを手に入る日も遠くないでしょう。
2021-06-14