陶氏診療院

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脳と糖質と主食
NHKスペシャル食の起源番組で、第一話は主食のご飯と糖質の健康の話でした。

人類の進化は大脳の進化により、ほかの動物の進化と差が出ました。大脳の進化は糖質の摂取によるものが分かりました。しかし、自然界で、でんぷんをブドウ糖にする調理法は人類にできること、糖質を分化して、甘みを感じるアミラーゼ遺伝子を持つことで、さらに人類の完全食の米を見つけた、アジアの祖先のおかけで、アジア人は早くから、でんぷんを甘く感じるアミラーゼ遺伝子により、脳の進化から、肥満防止、糖尿病予防、死亡率が下がるまで、貢献して、米を食べないと、危険なほど、番組は語りました。

糖質食べ過ぎるのは、もちろんいけないけど、糖質食べないのも危険で、死亡率から見ると、一番いいバランスは糖質の割は全体摂取カロリーの50-55%でした。

人類の進化の研究で、祖先の食の進化は、現代病を予防するヒントをいただきました。

しかし、西洋医学の研究はここまでで、糖質の必要な量は分かったけど、糖質の質まで、研究はまだ至らないです。糖質の加工は酸化しやすいことも、「糖化」を防ぐことは最も重要です。主食の米から見ると、白米は「粕」として、主食には向かないです。米と言ったら、玄米でしょう。米を粉にして、時間とともに、酸化が進み、さらに、酸化したあぶら、特に砂糖を加えて、糖化は加速し、最も怖いのは過熱です。高熱により、粉・砂糖・油は健康の敵に回りました。

脳と糖質と主食、進化の歴史を知ったことを、今の生活で守れば、しっかり糖質のある主食をすることは、人生の健康を左右するでしょう。「黄帝内経」の主食の処方、陶氏診療院で勧めた発芽発酵玄米ご飯の良さも、再確認されました。
2020-02-10