陶氏診療院

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水素を勉強しよう②宇宙と水素と太陽
宇宙と水素

水素は宇宙で最初にできた原子です。宇宙誕生直後の約3分間、超高温の宇宙は急速に膨張しながら冷え、陽子、つまり水素原子核の誕生であります。そして宇宙誕生から30万~40万年後、陽子が電子を捉え、水素原子が誕生しました。こうしてできた水素は、現在、宇宙構成元素の約90%(原子数比)を占めていました。

太陽と水素

原子数比でおよそ85%が水素で構成される太陽、その中心部では、水素の原子核から、ヘリウム原子核を作る核融合反応が起きています。この時放出されるエネルギーが、地球にも光や熱として届きました。

地球上のすべての命が太陽からのエネルギー源の恩恵をいただきました。太陽の水素核融合による光エネルギーの変換(光合成)は植物のマジックでしょう。植物などが行う光合成は、光のエネルギーを利用して、水と二酸化炭素から澱粉(でんぷん:ブドウ糖たくさんの結合)などの有機物と酸素を作り出しています。この有機物は、現在も、地球上全ての動物が外部から得られる唯一のエネルギー源です。

文部科学省科学技術週間(一家に1枚)より
https://www2.kek.jp/imss/education/hydrogen/index.html
2019-03-22