陶氏診療院

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「末期がんから学ぶ 明朗な心」
8月10日札幌市倫理法人会第1586回経営者モーニングセミナーは、講師に一般社団法人倫理研究所法人アドバイザー株式会社アルファプランウェーブ代表取締役齊藤実氏をお迎えして、テーマ「末期がんから学ぶ 明朗な心」にてご講話いただきました。

講師は昭和32年秋田生、平成11年4月有限会社アルファ設計工房設立し、今年十九年目です。平成11年7月秋田市倫理法人会入会し、平成18年9月秋田市倫理法人会会長拝命(H19~H21)、平成25年9月秋田県倫理法人会会長拝命、平成28年9月法人スーパーバイザーになられました。

小学校一年時、父が亡くなり、26歳時、育てのお爺さんが、自己破産で実家をなくしました。今振り返れば苦難の人生の中に、妻との出会い、倫理との出会いがあり自分の運命を切り開いてきた気がします。二年前足裏の皮膚がんメラノーマ末期(ステージ4)と診断され、大腿部や腹部のリンパ節に腫瘍が確認され、更に初期の胃がんがあることがわかりました。特にメラノーマはリンパ節転移で腫瘍が大きくなり、手術不可能で余命二年間と宣告されました。最初の抗がん剤治療は逆に腫瘍が大きくなり、逆効果であることがわかりました。その後、高価であるが、遺伝子検査により選定した新薬オブジーボ投与を開始、3ヶ月後、腫瘍が小さくなっているのが判明、11回の投薬により、手術が可能になるまでになりました。胃がんにより胃の2/3を切除、骨盤と大腿部の腫瘍を4箇所切除し、12時間の手術が無事終了しました。奥さんの励ましの言葉で、歩くことからリハビリが始まり、乗用カートを利用しないゴルフ場のゴルフ権を購入してまで、歩くゴルフで運動をし健康を保ちたい思いました。激やせした身体も徐々に回復し、県の会長も最後まで全うして、来年20周年を迎える会社の売り上げも良くなりました。20周年を来年に控え200万円の事業費を捻出し、日本赤十字に50万円と社員に20万ずつ功労賞を与えて、喜びが大きくなるように、社会貢献と社員を一番に大切にする実践をいたしました。

末期癌ながら、幸いにも運が良く新薬と出会い、手術ができるまでになり、余命二年が過ぎ元気に戻りました。明朗は、万全のもとであり、健康の朝光(あさかげ)であります。闘病中、自分の書を展示会に出品するなど病気のせいにし逃げないで、万事を受け止める努力をいたしました。愛は生きる力となる事が分かりました。明朗・愛和・喜働は今日の健康のキーワードです。

今日は41社42名、うち女性10名でした。
2017-08-11