陶氏診療院

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主食と御飯
6月26日、陶氏診療院の予防医学勉強会で、食事の話が出ました。

岡山からの患者に聞いて、あなたの主食は何ですか?答えは「米・ご飯です」。ご飯の割は全食事のパーセンテージと聞いたら、答えは「三割です」。三割は副食に当たり、主食になっていないではないですか。

やっと本人もその答えの可笑しいところに気付いていました。

その通りに、皆さんは自分の食事が正しいと思い込みがあり、何年でも思い込んでいる「正しい」食事をしていました。病気になった時に、まだ食事の可笑しいところが気付かないで、病気の完治がなかなかできないでしょう。

予防医学の真髄は正しい知識を持つことから、素直に実践することでしょう。大都市中の野生動物について、あまり動物の死体に目に当たらないことは、どういう意味か考えたことがありますか?

野生動物の死体が見当たらないことは、野生動物死亡する前、まず死を察知して、自分の子孫や仲間に生きるため、今まで生活している環境を離れて、ひそかに死にます。死に場所まで行く体力があるので、正真正銘なピンピンコロリンでしょう。

人間もピンピンコロリンしたいなら、まず野生の動物に真似して、人間の適応食の主食を正してほしいです。

主食はご飯は正しいけど、その割は7割ぐらいなら正解です。

食事の「主」、人生の「主」を守れば、大きな外れはないでしょう。健康も「主」のことを意識しましょう。
2017-06-26